全体の移住ストーリーについては、以下をご覧ください。
日本のいちエンジニアが2013 H-1B Capを取得してアメリカ移住するまで(概要)
これまでの経緯は以下をご覧ください。
第三部:2013 H-1B Capビザ面接予約
ビザ面接の準備
大使館のサイトに書かれている通り、以下を準備しました。Hビザ以外の場合は多少異なります。ちょっと前までパスポート送り返し用のレターパックも持参する必要があったみたいですが、自分の年には不要でした。また、自分は東京で面接を受けたのですが、札幌、福岡では多少手続きが異なるようです。
- プリントアウトしたDS-160申請書の確認ページ
- 5x5の顔写真
- パスポート
- プリントアウトした面接予約確認書
- I-797請願書許可通知(コピーまたは原本)
- I-129請願書(コピー)
- 雇用のオファーレター
ビザ申請書類の並び順(PDF)
自分が面接を受けた時には、DS-160の確認ページに写真に加えて、申請料金領収書も貼付けろと書いてあった気がしますが、削除されたんかな?見当たらない。。。自分はクレジットで払ったので領収書は無かったのですが、何も貼付けてなくても、当日何も言われませんでした。2013/1/13現在、不要になったのかもしれませんね。
面接当日
面接当日は、予約した時間に総領事館の門に行けば良いです。当日の手順は、大使館のサイトに書かれている通りです。自分はAM10:00の予約時刻に赤坂の門に着きました。あと親は、「アメリカの大使館の面接なんてあんたスーツ着ていかんでええんかい」と心配していましたが、サンダルパーカーで問題ありません。
米国大使館(東京)での面接の手順
大使館の入口に近づくと行列があるのでそこに並んでおけば大丈夫です。入口にたどり着くと飲み物等の液体を捨てさせられて、簡単な書類のチェックがあります。面接予約確認書を忘れたという人も前後に並んでる人でいましたが、ここで「他の人に比べてすごく時間がかかります」と脅されてました。忘れたものによっては門前払いされそうな空気です。
その後に、最初のセキュリティチェックがあり、すべての電子機器を提出させられます。ノートPC、タブレット、携帯はもちろんのこと、鞄に入れていることを忘れていたUSBメモリやWiMAXのUSBスティック端末まで預けさせられました(後で預けた荷物を返してもらうためのタグをもらいます)。この後、2時間にもおよぶ面接待ちがあるので、本とか持って行くのが良いです。
最初のチェックを抜けると、奥の建物の入口で書類の再チェックと番号の書かれた紙をもらった覚えがあるのですが、この番号の書かれた紙をもらったタイミングの記憶が曖昧です。再度のセキュリティチェックのあとにようやく面接会場に入れます。空港の待合室のようにいすがずらっと並んでいて、電光掲示板上で窓口への番号呼び出しが表示されています。30分程待った時に最初の呼び出しがあり、指紋を採取します。その後、さらに1時間半ほど待った後に面接。といっても個室ではなく、待合所に面したところで映画のチケットを買うようなアクリルの板ごしに話すだけです。
質問内容はごくごく簡潔。自分の場合は一応英語でした。
Q1.キミはどこへいくの?
A1.カリフォルニア。そこの会社に雇われたんで
Q2.何の会社?
A2.ゲームパブリッシャー
Q3.シリコンバレー?
A3.そうだYO
Q4.学生時代は日本?アメリカ?
A4.日本だYO
Q5.学位は何とったの?
A5.コンピュータサイエンスのマスターだYO
-> キミのビザはapproveされたYO。1週間後くらいにパスポートが返ってくるからNE。
不安になって逆に質問する。
Q.え、これで全部手続き終わり?
A.そうだYO
ものの数分で完了。キーボードで何かを打ち込むのに忙しそうでこっちの回答に興味なさそうだったし、USCISですでに審査してるしで、まあこんなもののようです。ただ、Hビザ以外の一部のビザはシビアという話も聞くのでビザによりけりのようです。また、I-797やI-129もパスポートと一緒に提出しますが、後日パスポートと一緒に郵送されてきます。
次は第五部:住民票や税金など(日本国外への転出編)です。
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