2013年1月13日日曜日

第二部:渡米後の車やプリペイド携帯などの生活準備(ビザ無し生活)

ここでは、ビザ未取得の状態で渡米してからの生活準備のことを書いていきます。

全体の移住ストーリーについては、以下をご覧ください。
日本のいちエンジニアが2013 H-1B Capを取得してアメリカ移住するまで(概要)

これまでの経緯は以下をご覧ください。
第一部:2013 H-1B Capビザ申請書類作成とドル立て口座の開設(渡米準備編)

ビザ無し渡米後に実施したのは以下の6点。
  • Checking Account作成。デビットカードもゲット
  • プリペイド携帯購入
  • 車購入
  • インターネット開設
  • 家具とかの生活準備
  • 弁護士から会社経由で書類を受け取ってビザ面接予約(ここだけ第三部

ちなみに日本人の場合は、ビザ無しで90日まで滞在可能です。ただ、目一杯滞在して再入国となるとイミグレーションの審査が厳しくなるため、注意が必要です。出来れば、Invitation Letter等を作成してもらうのが良いでしょう。では、それぞれについて説明していきます。

Checking Account作成


第一部で書いた通り、日本にいる間にユニオンバンクのSaving Accountしか開設していなかったため、アメリカ着の翌日の土曜日にChecking Accountを開設しに行きました。カリフォルニアのSan JoseのJapan Townにあるユニオンバンクの支店は、土曜も13時まで空いている上に日本語を話せる人もいたのですぐに開設できました。ただ、小切手とATMカード(デビット付き)は手続き後の郵送になります。ただ、カリフォルニア以外に住む方はこういった手はなかなか使えないかもしれないため、日本にいる間にChecking Accountを開設しておきましょう。

プリペイド携帯購入


アメリカではSSN無しでは人間扱いしてもらえないため、ポストペイドの携帯を持てません。なので、SSNを取得するまではプリペイド携帯でしのぐことになります。自分は、AT&TのGoPhoneで生活していました。ちなみに、こちらの電話番号は携帯電話も契約した場所の市外局番がつくため、日本と違って番号だけ見ても携帯かどうかの区別がつきません。また、後日ナンバーポータビリティも可能です(たとえプリペイドからであっても)。こちらについては第四部を参照。GoPhoneでのSIMの運用については以下のページが詳しいです。

AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法

最初に(通話とSMSのみしかほとんどできない)一番安い電話機とプリペイドSIMを購入し、会社の同僚にAndroid携帯を借りてからはそちらにSIMを挿して使ってました。ただ、最初SIMをAndroid携帯に挿しても使えない。。。最初に購入した時に、他のAndroid携帯でもSIMを使い回せることをちゃんと店員に確認したのに。。。上記サイトの「Airtime Creditが付いたGoPhone携帯本体を使ってSIMをアクティベートしないでください」に引っかかっているようでした。まあしかしここはサービスの悪いアメリカ。めげずに後日、AT&Tにごねに行ったら、番号情報やプリペイド情報を新しいSIMにtransferして再発行してくれました。こうして、プリペイドSIMでFourSquareチェックインやTwitterが見れる環境を確保(そのあとそのお借りしていたAndroid携帯をなんと壊してしまってまたしょぼい携帯に戻ってしまったのですが、それは余談)。

車購入


サンフランシスコ等の都会と違い、シリコンバレーでは車が無いと生活できません。最初は1週間前にアメリカに着いていた同僚に同乗させてもらっていたのですが、すぐに探し始めました。使ったのは以下です。最後の2つのフリーペーパー系は紙媒体とサイトの情報が同期されてるかどうかは不明ですが、自分は結局紙媒体で見つけた中古車売ります情報で日本人の方から購入しました。アメリカでは中古車の個人売買がさかんで、中古車でも意外と値が落ちなかったりします(特に日本車。特にトヨタとホンダ)。
日本人同士でも車の売買はトラブルになりやすいようなので、注意が必要です。細かい注意点等はこういったサイトとか色々書いてあります。よく言うのが、Kelly Blue Bookで相場をチェックした方がいいというのと、Carfax.comで修理歴を調べた方がいいという点です。VINナンバーという車を一意に定めるIDを車を見に行った時や見に行く前に聞いておけばサイトで(どうやって情報を集めているのか・・・)修理歴や過去に何人の持ち主がいたかまで分かります。このサイトは有料ですが、一度調べておいて損は無いかと思います。

合意して引き渡し日等を決めれば保険の加入が必要になります。自分の場合は前のオーナーにState Farmというこちらでは大手の保険会社のエージェントをしている日本人を紹介してもらいましたが、時間が無い場合はProgressiveという会社だとサイト経由ですぐに保険に入ることも出来るようです。自分の場合は、エージェントの方から日本での無事故無違反証明書が取得出来ればさらに保険料が安くなると言われて、親に警察署で取得してもらいスキャンしてメールで送ってもらいました。あと、日本でいうところのJAFにあたるAAA(全米自動車協会)に入っていると色々お得なようです。このページとか見るとやっぱ入っといた方が良さそうだな(まだ入ってないからこれから入らないと・・・)。

受け渡しの事務手続きは、DMVという日本でいう運転免許センターみたいなところで行います。ここで所有者譲渡の手続きをします。必要な書類等はこういうとことかいろんなとこに書いてあります。譲渡時の値段を書くところがあるのですが、その値段によって税金も変わるようです。ただし、あからさまに$0で提出すると職員さんに問いつめられるようです。

インターネット開設


国土の広いアメリカでは、日本のように光ファイバーがどこでも契約出来る訳ではなく、一般家庭ではADSLやケーブルテレビがいまだ主流です。今住んでいる家は古い家なので、Comcastというケーブルテレビしかインターネットが来ておらず、Comcastで契約しました。しかし、これが開通するまでの間に半月もかかる長い戦いになりました。

最初は大家さんにWifiをお借りしていたのですが、自分で契約せんといかんということでWeb上で良い条件を探しました。こちらのインターネットの契約は不思議なことにどのキャンペーンを経由するかで月々の値段がまったく異なるのです。
  1. インターネット経由で本家から契約するのが20Mbpsでモデムレンタル込みで、最初の6ヶ月が$37/Monthが最も安そうだったのでインターネット上で手続きしようとしたところSSNが無いとかで途中で先に進めず
  2. Comcastに直接電話→公式Webでのキャンペーン料金よりも高い。ごねてもWebのPriceは電話では無理とか言われる
  3. 別のキャンペーンサイトから同じ条件を見つけて電話→おまえの地域は10ドル高いとか言われるしなんか電話いらんのに電話ついてくるし。おれらよりも安いとこないよとか言ってくるしで電話切る
  4. 結局、公式Webサイトのオペレータのチャット経由申し込みで目標の金額達成。SSNが無いので$50のdeposit取られました。(自分の英語力の関係上)チャットの方がコミュニケーションが取りやすかったのとやりとりが形に残るので、チャットはおすすめです

そして、工事。。。4回の訪問で開通。
  1. 工事の人が来てくれるものの、家のリフォーム時に屋外から来ている線を塞いでしまったらしく、大家さんの署名が無いと工事出来ないと言われる
  2. 大家さんに署名をもらいトライするも、明確に「壁にドリルで穴を開けても可」という文言が無いとカリフォルニアでは工事出来へんねん、と言われる
  3. そもそも来ねえヽ(`Д´)ノ。でも、来なかったお詫びで$20返って来た。
  4. 壁に穴開けて開通
こういう経験を繰り返して、米国在住者は「今日もアメリカは通常営業ですね ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ 」と言える広い心を学んでいくようです。

家具とかの生活準備


IKEA一択。あと、Bestbuyで念願のルンバ購入。日本より安い$400ほどで購入。ベッドは会社の人にSleep Trainを教えてもらう。結構値が張ったけど、一日の4分の1を過ごす場所だしええかな、と。一人暮らしなのに無駄にクイーンサイズ(ちょっと上乗せするとサイズがあがったので)。まあ日本ではなかなか出来ないことだしいいですよね。

さて、次は第三部:ビザ面接予約編です。

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